家づくり建築資金

新築コストダウンのポイント6つ!予算内で良い家を建てる方法を伝授!

  • 希望通りの家にすると予算オーバーに・・・
  • 金額は抑えたいけど良い家を作りたい!
  • コストダウンのコツを教えて!

家を希望を伝えていくと、どんどんコストが膨らんで予算オーバーに・・・

注文建築を計画していくとよくある事です。一生で一番大きな買い物だから妥協は出来るだけしたくない、でも予算にも限りがある、一体どうすれば良いでしょうか?

ご安心ください。

ここでは、効率よく、満足度を出来るだけ下げず、コストダウンする方法を伝授します!

新築コストダウンのコツ 優先順位を明確に!

コストダウンをするためには、住まいの要望にしっかりと優先順位をつけましょう。

誰だって、リビングは広い方がいいし、収納は多い方がいいし、キッチンも大きい方がいいですよね。でも、あれもこれも全部やろうとするから、どんどん金額が上がってしまいます。なので、実現したいことにしっかりと優先順位をつける事が大切です。

優先順位ベスト3を決める

まずはあなたが優先したい場所ベスト3を決めましょう。そして、そのベスト3に最大限スペースやお金をかけ、その他のところは思い切って割り切りましょう。

例えば、リビングを広くしたい、ウォークインクローゼットを大きくしたい、個室の書斎が欲しい、という優先順位ベスト3があったとしたら、そこにまず広さを割り振る。そして、その他のスペース、例えば寝室や子供部屋の広さは必要最小限にする、といった具合です。

経験上、どの部屋もまんべんなくギリギリ満足する広さであるよりは、思い切って優先順位の高い部屋にスペースを持って行き、他の部屋を思い切って狭くした方がコンセプトがある良い家になる傾向があります。

要は、大して強い希望でもないことにコストをかけても満足度はさほど上がらないよってことですね。

迷ったらリビング・ダイニング・キッチンの優先順位を高く

優先順位の付け方に迷ったら、とりあえずリビング・ダイニング・キッチンの優先順位をあげましょう。過去の住まいの満足度調査では、「LDKに満足している」≒「家全体に満足している」となるようです。

例えば、いくらトイレと寝室に大満足していても、リビングが不満だったら住まい全体の満足度は低いままという事がとても多いということです。

なので、とにかくリビング・ダイニング・キッチンだけはしっかりと要望通りのものを実現しましょう!

新築コストダウンのコツ 無駄なスペースを省く

コストダウンするには、無駄なスペースを省いて、建物の大きさをコンパクトにしていきましょう。建物の大きさを小さくすることは、最も効率よくコストを抑えることになります。

では、無駄なスペースの代表的なものを挙げていきましょう。

廊下を出来るだけなくす

プランの中で、廊下が最も不必要なスペースとなる事が多いです。廊下ではくつろぐわけでもなく、ものが置けるわけでもなく、省くべきスペースの代表格です。

だから、出来るだけ廊下をなくすような配置のプランを考える(設計士に考えてもらう)ことで、かなり金額を下げる事ができます。

廊下を少なくするプランニングの代表格として、

  • 玄関や階段を中央に持ってくる
  • 階段をリビング内に持ってくる
  • 水廻りや各部屋へはリビングを通っていくようにする etc…

こんなことを考えると、結構スペースを省いた良いコストプランになる事が多いですよ。

ちなみに、トイレの前だけは必ず廊下をとってくださいね。たまに、省スペースを意識するあまりリビングに直結したトイレがあるプランを見ることがあります。これは、トイレの音が丸聞こえで後悔しますから必ず避けましょう。

ウォークインクローゼット・シューズクローク・納戸を辞める

この3つは、収納の要望の中でかなりの頻度で出てくるものです。もちろん、良いところもありますが、「省スペース」といった観点では実はけっこう無駄が多い間取りになります。

例えば、2帖のウォークインクローゼットよりも、1帖の押入れを2つ作った方が収納量は断然多いです。

なぜなら、2帖のウォークインクローゼットがあったとしても、2帖の空間を全て収納に使うことはできません。空間の中央に人が入るスペースが必要なためその部分はものが置けず、無駄なスペースができてしまうからです。

これは、シューズクロークや納戸にも同じことが言えます。特に、ウォークスルーの収納(収納スペースを通ってそのまま通り抜けられる収納)は、最も無駄が多い間取りの一つですね。

新築コストダウンのコツ 必要な部屋数を時系列で考える

必要な部屋数は、必ず時系列で考えて判断しましょう。

例えば、現在夫婦の2人家族で、将来子供が2人欲しくて、両親が泊まりに来るときの客間も欲しいから4LDK作りたい、という要望があったとします。

私はこの場合、まずは客間をなくして3LDKにすることをお勧めします。

理由は、まず、子供が自分の部屋が欲しいと言い出すのは早くても10歳くらい。2人の子供が3歳差だとすると、子供部屋を2部屋とも使用するのは早くても今から13年後ということになります。それまでは、必ず空いている部屋があるということですね。

しかも、両親が実際に泊まりに来るのは、子供が産まれてもまだ子供が小さい頃しか来ないことがほとんどです。

ってことは、子供が2人とも自分の部屋を使用しつつ、客間を使用しなければいけないシーンはほとんどないのが実情です。

しかも、子供が社会人になって巣立って行ってたら部屋はまた空き部屋となります。3LDKですら、全ての部屋を使用している期間は、実はけっこう短いのです。

ですので、家族構成を時系列で考えて、本当に必要な部屋数だけを確保するようにしましょう。仮に1部屋減らすことができれば、かなりのコストダウンとなります。

新築コストダウンのコツ 建物の形をシンプルに

これまでは、建物の大きさを小さくすることを考えてきましたが、もう一つ、建物の形をシンプルにすることでコストを抑えることができます。

建物は、ワンフロアが正方形の、総2階建がもっともコストが抑えられます。同じ床面積の建物でも、凸凹が多いとその分柱や壁の長さが多く必要で高くなります。長方形よりも正方形の方が更に良いです。

しかも、構造がシンプルということはその分建物の強度が出やすく、シンプルがゆえに雨漏りなどのリスクも下がってきますので良いことがたくさんあります。

もちろん、土地の条件や間取りの要望などありますから必ずしも正方形がベストではないですが、複雑な形状はコストアップになることは覚えておきましょうね。

新築コストダウンのコツ 出来るものは外注する

特にハウスメーカーで建築する場合ですが、ハウスメーカーにお願いしなくても出来るものは、出来るだけ外注(=ハウスメーカーではなく個人で探した業者に依頼する)することによってコストダウンすることができます。

ただし、なんでもかんでも外注すれば外注すれば良い訳ではありません。一つの工事に、複数の業者が絡むとトラブルの元になりますのでお勧めしません。保証の問題や責任の所在が不明確にもなります。そもそも、なんでも外注できる訳ではないのでそこは覚えておきましょう。

外注できる、かつ外注するとけっこうコストダウンができる代表格の工事はこの2つ。

  • 解体工事
  • 外構工事

この2つは、外注すると1〜2割くらいは安くすることができることが多いので、数十万円、場合により合計で100万円以上やすくなることもあるでしょう。何故安くなるかというと、そもそもこれらの工事は、ハウスメーカーを通すことによって、ハウスメーカーも利益を得ているからです。まあ、その代わりに何か問題が起きれば全てそのハウスメーカーが責任を持って対処してくれる訳ですが。

解体工事は、しっかりと壊してさえくれれば後に残るものではないので、「品質が・・・」「保証が・・・」みたいな問題は起きません。

外構工事は、正直いって外構専門の会社とじっくり打ち合わせした方が、良い外構が安くできることが多いです。

なので、この2つの工事は自分で業者を探し、自分で依頼するのもけっこうメリットがあります。

ただ、デメリットもあるので覚えておきましょう。

まず、依頼する業者が信頼に足るかどうかわからないことが多いです。地元の「○○解体」なんて言われても、良い業者かどうかなんてわかりませんよね。安い業者であればあるほど、工事が雑であったりトラブルが多かったりするのも事実です。しかも、当たり前ですが、外注した工事についてはハウスメーカーは責任を負ってなどくれません。全ての作業と責任が自分に降りかかるので、そこは覚悟しておきましょう。

また、解体範囲や外構と建物本体との取り合いなどが面倒で、トラブルも多いです。「外構で新しくやり変えるつもりだったブロック塀が解体されていない」「建物着工の期限までに解体が終わらない」「建物と外構のデザインがチグハグ」などです。

なので、一番良いのは知人友人に業者を紹介してもらうことです。ある程度の信頼がおけ、しかも安くなる。

あとは、もしも知人友人からの紹介がなければハウスメーカーの担当から紹介してもらうこともできます。本当はやってはいけないのですが、大体の営業は各業者に知り合いがいます。「何かトラブルがあってもあなたには絶対に迷惑をかけないから、良い業者を紹介してくれ」と言えば、おそらく紹介してくれると思いますよ。

新築のコストダウンのコツ 物品を自分で買ってくる

解体や外構のように大きな工事でなくても、自分で品物を買ってくる、または買ってきたものを建築会社につけてもらう、ということもできます。

あんまり大きな設備はなかなか難しいですが(キッチンとかユニットバスとか洗面台とか)、ネットで買えてしまう位のものは、自分で買って取り付けだけお願いした方が安かったり種類が豊富だったりします。

こんなものは、自分で選んで買うのもお勧めですよ。

  • トイレ
  • コンロ
  • エアコン
  • 照明器具

もちろん、自分で買って、現場への納入とかも手配するので面倒ですが、多少のコストダウンは実現できますので、こういうのが苦ではない方にはお勧めです。

新築コストダウンのコツ まとめ

コストダウンのコツとしては

  • 優先順位を明確に!
  • 無駄なスペースを省く
  • 必要な部屋数を時系列に考える
  • 建物の形はシンプルに
  • 出来るものは外注する
  • 物品を自分で買ってくる

もちろん、それぞれメリットデメリットはありますが、確実にコストダウンでき満足度も下がりにくいコツです。是非参考にしてください。

あなたの建築計画が最高のものとなりますよう、心を込めて・・・