ハウスメーカーでの注文住宅

「鉄骨」ハウスメーカーの満足度ランキング・トップ5!

  • 鉄骨住宅を建てたいけど、どこのハウスメーカーがいいの?
  • 鉄骨メーカー同士、違いがよくわからない
  • それぞれの特徴をわかりやすく教えて!

たくさんの選択肢からようやく鉄骨メーカーに絞っても、まだまだその違いがわからない・・・そんな方も多いのではないでしょうか?

ここでは、鉄骨のハウスメーカーに絞って、満足度ランキングとそれぞれの特徴をわかりやすくお伝えします!

今回のランキングは、出来るだけ公正公平を保つために「オリコン・2021年ハウスメーカー顧客満足ランキング」から鉄骨住宅に絞って順位付けしています。

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鉄骨ハウスメーカー満足度ランキング第1位 (総合2位)ヘーベルハウス

引用:ヘーベルハウスHPより

ヘーベルハウスは顧客満足度をずーっと2位、鉄骨造では1位をキープしています。これもすごいことですね。

ヘーベルハウスの特徴

  • ヘーベルコンクリート(ALC)
  • 災害に強い
  • アフターサービス

まず、ヘーベルハウスの特徴はその名前の由来でもある「ヘーベルコンクリート」と呼ばれるALCです。ALCとは、簡単にいうと気泡が入った軽いコンクリートのことで、ヘーベルハウスはこのALCで床・壁・天井の外周全てを覆っているのが特徴です。

一般的にこのALCコンクリートは「軽量性」「断熱性」「耐火性」「耐久性」「遮音性」など多岐にわたる高い性能を有しており、ビルや商業施設などの一般建築物にも数多く使用されている建材です。

特に、耐火性と耐久性は突出しており、コンクリート特有の性能が際立ちます。

また、とても頑強な鉄骨の骨組みで、地震や水害などの災害に強いことも評価が高いところです。近年では、鬼怒川の氾濫の際に1件だけ生き残った「奇跡の白い家」が有名ですね。

さらに、「構造体・防水30年初期保証」や「60年間無料点検制度」などを業界で最も早く取り入れたハウスメーカーで、アフターサービスの充実度は間違いなくトップクラスです。

ちなみに、ヘーベルハウスは全国展開しておらず、関東・関西・中部など都市部が中心の販売をしています。エリアを絞っていますが年間販売戸数は第3位なので、都市部ではかなり高い支持をされていることがわかります。

ヘーベルハウスの苦手分野

  • 外観デザイン
  • 価格の高さ(建材の価格によるもの)

ヘーベルハウスの外観もかなり特徴的です。外壁にヘーベルコンクリートを使用することが特徴なので、外観のバリエーションが他のハウスメーカーに比べると少ないのが難点です。タイルを貼ったりもできませんし、建物の形状も四角い箱のようなものになっていることが多く、良くも悪くも「あ、この家はヘーベルハウスだな」っていうのがすぐにわかる外観です。

また、鉄骨➕ALCコンクリートを外周部全てに使用しているため、住宅としての諸性能は高いですがその分価格も高くなります。坪単価で言えばハウスメーカーの中でトップレベルに高いです。他の大手ハウスメーカーはそれなりに低価格帯の商品ラインナップがあったりしますが、ヘーベルハウスは高い商品のラインナップしかなく、予算が合う人は限られてきてしまいます。

鉄骨ハウスメーカー満足度ランキング第2位(総合3位) 積水ハウス

引用:積水ハウスHPより

言わずと知れた、業界最大手、住宅業界のトップランナー・ハウスメーカーです。

積水ハウスの特徴

  • 販売戸数業界最多、最大手というブランド
  • 豊富なラインナップ
  • アベレージの高い品質

積水ハウスは業界最大手。営業エリアはほぼ全国展開しており、年間販売戸数(アパート含めれば)・累積販売戸数はNO.1です。それだけの実績は一定の品質や満足度の現れであり、間違いなく安心材料の一つでしょう。大衆に迎合することの多い日本人には最も向いているかもしれませんね。ハウスメーカーでブランドといえば、まずは積水ハウスではないでしょうか。

また、積水ハウスは「住宅のデパート」と言われるほど、ラインナップが多いです。鉄骨住宅が中心ではありますが、木造商品「シャーウッド」も有名ですね。「積水ハウス」という冠をかぶったまま、様々な性能レベル・価格帯や構造体を選べるので選択肢が本当に多いです。ブランドを維持したまま、建物の大きさを変えずに価格を調整できるのが特徴の一つと言えるでしょう。

また、日本人向けのハウスメーカーである特徴として、全ての分野・性能においてアベレージが非常に高いです。業界トップランナーだけあって、耐震・断熱・耐久などのハード性能、アフターサービス・担当評価などの人的要素も総じて評価が高く、隙がほとんどないハウスメーカーです。日本人気質に合う特徴ではないでしょうか。

積水ハウスの苦手分野

  • 突出した特徴がない
  • 価格の高さ(ラインナップの多さ・利益率の高さ)

メリットとしてアベレージが非常に高いということがありますが、逆を言えば「〇〇なら積水ハウス!」という突出した特徴や性能はありません。断熱性で言えば一条工務店の方が良いでしょうし、耐震性や耐火性ならヘーベルハウス、デザインなら三井、木造建築としては住友林業の方が実績は上でしょう。

また、価格帯は幅があるとは言え、総じて高目です。ラインナップがたくさんあるというメリットは、逆に言えばそれだけたくさんの商品に対応するだけのシステム・生産ライン・現場対応・アフター対応・部材在庫が必要になってきますから、どうしても品質や性能に比べると価格は割高にならざるを得ません。

また、近年の積水ハウスは利益率が高いことでも有名ですね。特に郊外の富裕層・大型物件を中心に営業に力を入れており、着工棟数は数年前からかなり落としているにもかかわらず、利益は上がっていることからも利益率が高いことがわかります。

積水ハウスに限らないですが、メリットはそのまま裏返しでデメリットになることは多いですね。

鉄骨ハウスメーカー満足度ランキング第3位(総合7位) パナソニックホームズ

引用:パナソニックホームズHPより

社名の通り、パナソニックの住宅会社です。総合は7位ですが、鉄骨住宅に絞れば3位にランクインしました

パナソニックホームズの特徴

  • 地震あんしん保証
  • 9階建てまで建築可能
  • キラテックタイル

パナソニックホームズの鉄骨と併せて「地震あんしん保証」で安心する人は多いのではないでしょうか。これは、地震で全壊・半壊した場合に建て替えの保証をしてくれるという業界初の画期的な保証です。内容についてはいろんな制限がありますが、とはいえ災害に対する自信が見てとれますね。

また、ハウスメーカーとしては最高の9階建てまで建築可能です。正直そこまでの高さを建てられる土地はほとんどないですが、それくらい、多層階住宅には自信があるようですね

さらに、キラテックタイルという磁気タイルが有名です。タイルなので高耐久、しかも光触媒月なので汚れもほとんどつかず美観を保てるという人気の外装です。価格は多少しますが、パナソニックホームズらしい外観の家になると思いますよ。

パナソニックホームズの苦手分野

  • パナソニック製の設備
  • 保証が弱い

パナソニックの会社だけあって、標準的な住宅設備は全てパナソニック製です。もちろん他のメーカーの設備を入れようと思えば入れられますが、けっこう割高になってしまうのが難点ですね。パナソニック製大好き!とか設備のメーカーなんてどこでもいい、っていう人には良いですが、せっかくの注文建築で設備の選択肢が狭いのは人によってはつまらないでしょう。

また、大手ハウスメーカーの中では保証は弱い方です。パナソニックホームズの構造は35年初期保証を謳っていて一見保証には強そうに見えますが、防水の保証は「30年初期保証」といいながら20年目の有償メンテナンスが必要という、その謳い文句大丈夫??っていうような内容です。もちろん保証内容がめちゃくちゃ悪いわけではないですし、鉄骨メーカーとしては割と安めのメーカーなのでいいんですが、この表記の仕方には流石に疑問を持ってしまいますね。

鉄骨ハウスメーカー満足度ランキング第4位(総合8位)セキスイハイム

引用:セキスイハイムHPより

セキスイハイムと積水ハウス、似ているようですが別会社です。積水ハウスは。もともとは積水化学工業のハウス事業部だったが、現在は独立して一つの企業として活動しています。セキスイハイムは積水ハウスが積水化学工業から独立して10年後に、積水化学工業で再度設立された住宅部門の名称なんです。

セキスイハイムの特徴

  • ユニット工法
  • 快適エアリー
  • おひさまハイム(太陽光発電)

セキスイハイムの特徴といえば、まずはユニット工法でしょう。一般的には建築現場で建築材料を組み合わせていきますが、このユニット工法は、工場で組み合わせて、それをある一定の大きさで建物ごと現場に持ってきて積み上げていくという工法です。工場で組み合わせる分、施工精度が高く品質が安定しやすいというメリット、また工期が非常に短く、他のハウスメーカーよりも2ヶ月くらい早く完成します。特に年配の方などは仮住まい期間が短くなって嬉しいですね。

また、快適エアリーという、セキスイハイム独自の全館空調システムがあります。床下に空調設備を入れ、家中をずっと同じ気温を保てるというものです。冬場のCMでおなじみの「あったかハイム」はこれのことですね。

さらに、夏場のCMでおなじみに「おひさまハイム」。要は太陽光発電です。もちろんどこのハウスメーカーでも太陽光の採用はできますが、フラットルーフが得意だったり、限られた屋根面積でも大容量の太陽光を載せることができるので、セキスイハイムの得意分野と言えるでしょう。

セキスイハイムの苦手分野

  • 施工条件が厳しい
  • 間取りの自由度に難あり

ユニット工法の弱点になるのですが、先述の通り、ユニット工法は工場で建物(部屋)を作って、部屋ごとトラックに乗せて運んで、現地で積み上げていきます。なので、部屋ごと運べるくらい大きなトラックが通れる場所でないと施工できません。道が狭いとそもそも施工できません、ってことになるので注意が必要です。

また、部屋をトラックで持ってくる工法なので、部屋(四角い箱)どうしの組み合わせでしか間取りが作れません。しかもその部屋の大きさはトラックで運べる大きさに限られますので、どうしても建物の間取りに制約が出てきます。また、運ぶ部屋の四隅には当然柱があるのですが、部屋をくっつけていくと場所により4本の柱が集中する箇所が出てきます。この柱がめちゃくちゃ太くなってしまうので、はっきり言って邪魔です。ハウスメーカーの中では最も間取りの自由度がないメーカーとなります。

鉄骨ハウスメーカー満足度ランキング第5位(総合9位)ダイワハウス

引用:ダイワハウスHPより

こちらも有名な大手鉄骨ハウスメーカーですね。

ダイワハウスの特徴

  • 圧倒的企業売り上げの高さ
  • アベレージの高さ
  • 天井高

まず何よりも特質すべきはその企業としての大きさでしょう。企業の総売り上げは4兆円以上。圧倒的です。戸建ての売り上げはさほどでもないですが、企業母体が大きいことはそれだけ企業が倒産するリスクは少ないので大きな安心感があります。

また、積水ハウスと同じく、耐震性・耐久性・エコなど全ての分野においてエベレージが高いハウスメーカーと言えます。隙がない印象ですね。

さらに、CMなどでも有名ですが、鉄骨メーカーの中では最も天井高を高くできるハウスメーカーのひとつで、最大3.16mの天井高は体感するとかなり素敵な空間ですよ。

ダイワハウスの苦手分野

  • 特筆すべき性能的特徴がない
  • 実は着工戸建ての多くが賃貸住宅

これも積水ハウスと似ていますが、「○○と言えばダイワハウス!」という際立った特徴がないです。アベレージはけっこう高いですが、構造・ソフト・提案・アフターサービスなど全般的に積水ハウスのレベルを少しずつ下回るイメージです。その代わり、積水ハウスよりも金額は少し安くなります。隙がないけどブランド力があるという、日本人気質に合う特徴ながら、価格を出来るだけ安めに抑えたい人には良いでしょうか。

また、2019年どの着工数は7983棟とかなり多いですが、実はその売り上げの70%ほどが賃貸住宅で、戸建て住宅は30%ほどなんです。(ちなみに、積水ハウスも売り上げの約50%は賃貸住宅です)

企業としての売り上げも4兆円以上ととてもすごいですが、実はその多くが商業施設などの大型施設で、戸建て住宅の売り上げ比率は全体のわずか4%で、少しずつ戸建て事業は縮小傾向にあります。

鉄骨ハウスメーカーランキング まとめ

オリコンのハウスメーカーランキングを鉄骨住宅に絞ってまとめると、

1位(総合2位)ヘーベルハウス

2位(総合3位)積水ハウス

3位(総合7位)パナソニックホームズ

4位(総合8位)セキスイハイム

5位(総合9位)ダイワハウス

各メーカーそれぞれの特徴があります。何を重視するかは人ぞれぞれなので、このランキングが全てではもちろんないですが、満足度が高いということはそれだけぞれを求める人が多いという事。少しでも参考になれば幸いです。

あなたの建築計画が少しでも最高のものとなりますよう、心を込めて・・・